物性・規格

カネライトフォームの一般物性

カネライトフォームは、株式会社カネカが製造する押出法ポリスチレンフォーム断熱材です。
住宅や施設など、幅広い分野や多くの用途に採用頂いております。様々な加工品もご用意しており、カネカが提供するソリューションと併せてご検討頂けます。

JIS A 9511 記号 XPS1bC XPS2bA XPS3aA XPS3bA XPS3bC XPS3aD XPS3bD XPS3bA 試験法
JIS A 9521 記号 XPS3bA Ⅱ
項目 単位/製品名 スーパーE-Ⅰ スーパーE-Ⅱ スーパーE-Ⅲa スーパーE-Ⅲb スーパーEX FX FX スーパーE-BK
密度 ㎏/㎥ 20以上 25以上 25以上 25以上 25以上 25以上 25以上 25以上 JIS A 9521
JIS A 9511
熱伝導率 W/(m・K) 0.036以下 0.034以下 0.028以下 0.028以下 0.024以下 0.022以下 0.022以下 0.028以下 JIS A 9521
JIS A 9511
圧縮強さ N/㎠ 20以上 20以上 10以上 20以上 20以上 10以上 20以上 20以上 JIS A 9521
JIS A 9511
曲げ強さ N/㎠ 20以上 20以上 25以上 25以上 25以上 25以上 25以上 25以上 JIS A 9521
JIS A 9511
吸水量 g/100㎠ 0.01以下 0.01以下 0.01以下 0.01以下 0.01以下 0.01以下 0.01以下 0.01以下 JIS A 9521
JIS A 9511
透湿係数
(厚さ:25㎜)
ng/(㎡・s・Pa) 145以下 145以下 145以下 145以下 145以下 145以下 145以下 55以下 JIS A 9521
JIS A 9511
燃焼性 - 合格 合格 合格 合格 合格 合格 合格 合格 JIS A 9521
JIS A 9511
ホルムアルデ
ヒド放散区分
等級 F☆☆☆☆ F☆☆☆☆ F☆☆☆☆ F☆☆☆☆ F☆☆☆☆ F☆☆☆☆ F☆☆☆☆ F☆☆☆☆ JIS A 9521
JIS A 9511
線膨張率 ㎝/㎝℃ 6~8×10-5 6~8×10-5 6~8×10-5 6~8×10-5 6~8×10-5 6~8×10-5 6~8×10-5 6~8×10-5 ASTM D696
加熱変形温度
80(短期)70(長期)
80(短期)70(長期)
80(短期)70(長期)
80(短期)70(長期)
80(短期)70(長期)
80(短期)70(長期)
80(短期)70(長期)
80(短期)70(長期)
カネカ法
商品の特長
主な用途
-
  • ・カットボード標準品
  • ・RC打込用途
  • ・戸建住宅用途
  • ・各種パネル
  • ・カットボード標準品
  • ・RC打込用途
  • ・戸建住宅用途
  • ・各種パネル
  • ・高性能カットボード
  • ・戸建住宅用途
  • ・高性能カットボード
  • ・RC打込用途
  • ・戸建住宅用途
  • ・各種パネル
  • ・高性能カットボード
  • ・RC打込用途
  • ・戸建住宅用途
  • ・各種パネル
  • ・高性能カットボード
  • ・戸建住宅用途
  • ・各種パネル
  • ・高性能カットボード
  • ・RC打込用途
  • ・戸建住宅用途
  • ・各種パネル
  • ・高性能スキンボード
  • ・コンクリート押え
  • ・防水工法用
-

※燃焼性の規格は「3秒以内に炎が消えて、残じんがなく、かつ燃焼限界指示線を超えて燃焼しない」ことです。

※線膨張率はASTM法、加熱変形温度はカネカ法による測定値であり、保証値ではありません。

※その他、冷凍倉庫用専用グレードとして「カネライトフォームスーパーE-AK」、畳専用グレードに「カネライト畳フォーム」等もあります。詳細は、営業所へお問い合わせください。

カネライトフォームの規格(標準)

一部、販売地域限定商品や受注生産品がございます。
また、表記以外のサイズもございますのでご相談ください。

製品名 JIS A 9511
記号
厚さ(㎜)
(㎜)
長さ
(㎜)
スーパーE-Ⅰ XPS1bC 20・25・30・40・50・100 910 1820
スーパーE-Ⅱ XPS2bA 25・30・50
スーパーE-Ⅲ XPS3bA 20・25・30・35・40・45・50・60・65・75・90・100
スーパーEX XPS3bC 55・60・75・90
FX XPS3bD 50・75・90・100
スーパーE-BK XPS3bA 25・30・35・40・50・60・75 910 910

※上記は規格寸法表です。各製品の在庫、納期に関しては営業所へご確認ください。

※実際の製品寸法はJIS規格の寸法許容差に準じます。

2026年2月更新

カネライトフォームの熱抵抗値

熱抵抗値とは「物質がどれくらい熱を通しにくいか」を表す値です。数値が大きいほど断熱性が高いことになります。

「JIS A 9521」に基づいた計算方法

熱抵抗値:R[(㎡・K)/W]

=

材料厚さ:d(m)

熱伝導率:λ[W/(m・K)]

製品名 スーパーE-Ⅰ スーパーE-Ⅱ スーパーE-Ⅲ スーパーEX FX スーパーE-BK
λ=0.036 λ=0.034 λ=0.028 λ=0.024 λ=0.022 λ=0.028
20㎜ 0.6 0.6 0.7 0.8 0.9 0.7
25㎜ 0.7 0.7 0.9 1.0 1.1 0.9
30㎜ 0.8 0.9 1.1 1.3 1.4 1.1
35㎜ 1.0 1.0 1.3 1.5 1.6 1.3
40㎜ 1.1 1.2 1.4 1.7 1.8 1.4
45㎜ 1.3 1.3 1.6 1.9 2.0 1.6
50㎜ 1.4 1.5 1.8 2.1 2.3 1.8
55㎜ 1.5 1.6 2.0 2.3 2.5 2.0
60㎜ 1.7 1.8 2.1 2.5 2.7 2.1
65㎜ 1.8 1.9 2.3 2.7 3.0 2.3
70㎜ 1.9 2.1 2.5 2.9 3.2 2.5
75㎜ 2.1 2.2 2.7 3.1 3.4 2.7
80㎜ 2.2 2.4 2.9 3.3 3.6 2.9
85㎜ 2.4 2.5 3.0 3.5 3.9 3.0
90㎜ 2.5 2.6 3.2 3.8 4.1 3.2
95㎜ 2.6 2.8 3.4 4.0 4.3 3.4
100㎜ 2.8 2.9 3.6 4.2 4.5 3.6

※単位:(㎡・K)/W

※当社発行物の製品表示:「カネライトフォームスーパーE-Ⅰ・E-Ⅱ・E-Ⅲ」と「カネライトフォームスーパーE-1・E-2・E-3」は同製品です。

※断熱材厚さは、弊社規格外の厚さも含まれます。規格厚さの詳細は、弊社までお問い合わせください。

2025年10月更新

カネライトフォームの生産・管理体制

カネライトフォームは下記の規格に適合した工場で生産・管理されています。

工場名 JIS ISO9001 ISO14001 エコアクション21
(株)カネカ 大阪工場 TC 05 08 016 JCQA-0673
(JIS Q 9001)
JCQA-E-0053 -
(株)カネカ 鹿島工場 TC 03 07 450 JCQA-E-0054 -
北海道カネライト(株) TC 01 07 029 - 0001905
九州カネライト(株) TC 08 07 057 - 0001637

取り扱い上の注意事項

注意事項に関しては、一般的取扱いを対象としたものです、
カネライトフォームは主として断熱材として使われることを想定しています。それ以外の使用についてはお問い合わせください。

火気注意

火気に接触すると燃えます。燃えると黒煙を発生します。また、発泡剤として可燃性ガスを使用しています。発泡剤は発泡成形後も製品内に一部残留し、徐々に逸散しますが、発泡剤は空気よりも重く、溝やピットなど掘り下げたところや閉鎖的な空間に滞留しやすい性質を持っています。発泡剤の濃度が爆発下限界を超えた状態で火源に接した場合、燃焼や爆発を起こす可能性が高くなります。
従って輸送・保管・施工に際しては、火気と換気に十分注意してください。特に付近で溶接、溶断といった火気を使用する際は、火花等があたらないよう確実に養生するとともに適切に換気してください。

紫外線注意

直射日光に長時間(2〜3日以上)さらすと徐々に表面から変色・劣化し、接着不良、厚さ減少等の原因になりますので、保管にあたっては養生シートで覆い施工後は仕上げを速やかに行ってください。

有機溶剤注意

アルコール系以外の有機溶剤・石油類には侵されますので、使用接着剤・塗料の選択又、木造住宅の防腐・防蟻薬剤の選定及び、使用方法についても事前にそれらのメーカーにお問い合わせください。
溶剤を使って作業する場合は十分換気し、火気を使用しないでください。

割れ踏み抜き注意

局部荷重や衝撃には弱く割れやすい材料です。下地の無い箇所には乗らないでください。根太やたる木の上を歩いてください。

高温注意

使用温度は70℃以下です。70℃を超えると徐々に変形し始めますので、高温での使用はさけてください。
黒色系フォームは、吸熱しやすい性質がありますので、屋外での保管は遮光性のあるシート等で覆ってください。尚、透明のシートは内部が高温になりやすいので、使用しないでください。

強風注意

軽量で取扱いが容易な反面、風にあおられやすいので強風下での作業は、行わないでください。
また、保管にあたっては上に重りをのせるかロープ掛け等で、飛散防止措置をしてください。

その他の注意

  • 1. 切削等でフォーム屑が発生する取扱いを行う場合には集塵設備を設けるか、防護マスク等の保護具を着用してください。
  • 2. フォーム屑が目に入った場合はこすらないで流水で洗浄してください。
  • 3. 熱線スライス等煙の発生する作業をする場合は、換気を十分行ってください。
  • 4. 廃棄の際には、条例に従って処理してください。燃やすと黒煙(スス)がでますのでご注意ください。
  • 5. 鳥・ねずみ・昆虫等によって損傷を受けることがありますが、栄養源や、餌にはなりません。